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■ 西播開業獣医師会からのお知らせ ■

●狂犬病予防注射についてのご案内

生後91日以上の飼い犬は、必ず犬の畜犬登録(初回接種時に登録)と
毎年1回の狂犬病予防注射を受けなければなりません。

  ■登録手数料 3,000円(登録時のみ)
  ■注射料   3,200円
    (注射料金2,650円《消費税126円含む》
     注射済票交付手数料550円)

毎年の注射時に、必ず市町村への注射済みの届が必要です。
この届が注射済票交付手数料にあたります。
市町村と獣医師会とで毎年春に行っている集合注射の会場では、
この注射と市町村への注射済の届が同時に行われます。

また、西播獣医師会の動物病院では、1年中いつでも注射と市町村
への届(注射済票交付)が行われていますので、注射後にわざわざ
市町村に飼い主自身が届けを出しに行かなくてもすみます。
動物病院での接種をお勧めします。

犬が死亡、所有者変更、住所変更等が生じた場合は、
保健所または市町村に届出を済ませてください。


● 狂犬病について

狂犬病は、ヒトを含むすべての哺乳類に感染(唾液を介して)する
人畜共通伝染病です。人も犬も発病するとほぼ100%死亡する
恐ろしい病気です。
われわれ人間にもっとも近い動物である犬からの感染を防ぐことが、
われわれ人間も守ることになるのです。

日本では、江戸時代、第2次世界大戦の混乱期にも流行しました。
しかし1950年に狂犬病予防法が成立し、野犬対策と狂犬病予防
注射が徹底された甲斐あって、現在日本では狂犬病の発生が無くなって
から40年以上が経過しています。狂犬病のない国は、世界中で日本
を含めた7ヶ国だけです。アメリカにも韓国にも中国にはまだまだ発生
が見られます。
ところが、世界中では現在でも毎年5万人以上のヒトが狂犬病で死亡
しています。また、旅行先で狂犬病危険動物(犬、アライグマまど)に
かまれて、帰国後も治療を受ける例も増加しています。
現在日本に発生がないからといって、決して油断することはできません。

狂犬病予防法により飼い犬は必ず狂犬病予防接種(狂犬病ワクチン)
を受け、畜犬登録を行わなければいけないと法律で定められています。

この狂犬病予防接種は、厚生省の業務として行われています。
今後、狂犬病の侵入や再発生を防止するために、必ず犬の登録と狂犬病
予防注射を受けてください。

※より狂犬病についてお知りになりたい方は下記サイトをご覧下さい。

  ◆ 〜犬の登録と狂犬病予防注射の流れ〜